建築 雑コラム 36
Architecture The s Column
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ヴェローナ・ヴェネツィア
ミラノ中央駅からユーロスターで約1時間15分でVerona Porta Nuva駅に着く、
ヴェローナは昔から交通の要所で北はアルプスを越えオーストリア、ドイツへ、東はパドバ、ベネチアを越えイスタンブールへ
南はローマへ、そして西はジェノバに行く街道が交わる地点で古くから栄えた街です。
Verona Porta Nuva駅(2018.4.1)
Verona Porta Nuva駅は旧市街から1.5Kmほど離れた廻りに何もない地点にあります、旧市街へはバスまたは徒歩となります。
街の入り口にヴェローナの門があり
ヴェローナの門
ヴェローナの門の奥にブラ広場があります。
ブラ広場(2018.4.2)
そしてローマのコロセウムより古い1世紀に建築された円形劇場のアレーナが見えます。
アレーナ(2018.4.3)
コロセウムは外壁が当初は大理石貼りでしたが、サンピエトロ寺院を造る時に大理石をはがして使われたそうで、かなり劣化しているのですが、
このアレーナは当初から石とレンガでできていた様で2000年経ってもそれほど劣化を感じない。
6月に訪れましたが、夏の間は、夜には野外オペラが行われるようで舞台を建設していました。
石のきれいなアーチが続く外壁(2018.4.4)
アレーナ内部
野外オペラの舞台を作っている
こんなに広いオペラ会場は多分現在でもないと思います。 ぜひ次回はここでオペラを観たいと思います。(2018.4.5)
アルプスから流れるアディジェ川のほとりにカステルベッキオがあります。
かなりの水量があって流れのはやい水のきれいなアデュジェ川(2018.4.6)
カステルベッキオの擁壁(2018.4.7)
カステルベッキオはお城でしたが、1964年にイタリアの建築家で今回の旅の目的でもあります、カルロ・スカルパによって改装され美術館になっています。
カステルベッキオ美術館入り口
橋を渡って中庭に出ます。(2018.4.8)
左を観れば以前建築雑誌で見た建物の接続部分と彫刻があります。(2018.4.9)
突き当りにある噴水
エントランス このアーチのラインのきれいな事!(2018.4.10)
カルロ・スカルパ(1906年〜1978年)
カルロ・スカルパはヴェネチアで生まれ材料の使い方がとてもうまく、作品からは素材を生かすディテールを多く学ぶことができます。
たぶん写真では伝わってこないので、本物を見るしかない建築家だと思います。
日本の建築家村野藤吾の作品に近い所があります。
スカルパは日本の建築が好きで旅行の途中仙台で亡くなっています。(2018.4.11)
展示室内部(2018.4.12)
コルビュジェのロンシャンの教会の様な窓ですが、ロンシャンより端正で理性的な窓です。(2018.4.13)
カルロ・スカルパらしいスチールの格子戸(2018.4.14)
ドア 下部には木がはめ込まれている とても良いプロポーションをしている
同じドアのデイテール カットTをとてもうまく使ってある
鉄の使い方がとてもうまい(2018.4.15)
つなぎ部分下より
屋根軒裏 母屋はスチールでテンションをかけた張弦梁になっています。
また斜めに渡る橋のスチールとコンクリートの納まりもとても綺麗です(2018.4.16)
上から見たつなぎ部分
彫刻の載るコンクリート打ち放しの柱 彫刻のこの角度を出すのにあちらこちらから眺めているスカルパの様子が見えるようです
スカルパのコンクリートは安藤忠雄の様につるっとしていますが、合板型枠ではなく幅広の板の型枠で木コンはありません。(2018.4.17)
展示室 正面はスチールの階段
階段詳細 9mmほどの鉄板を加工してあります。(2018.4.18)
ほかの階段 最後の段を浮かせて広くとってある(2018.4.19)
城の屋上からアディジェ川を望む
カステルベッキオ美術館 外観 (2018.4.20)
ヴェローナにはカルロ・スカルパが関わった建物がもう一つあります。
旧市街の街並みの中にあります、ヴェローナ銀行です。
これも増改築と書いてありますので、原形の建物があってそれに新たに色付けしたものだと思いますが、スカルパ色いっぱいの建物です。
ヴェローナ銀行増改築(1973年)
原型の壁の位置はどこだったのだろうと探ってみましたが、分かりませんでした。(2018.4.21)
上部詳細
屋根には瓦が載っています。
庇下はH鋼の梁と80Φ程の丸パイプを吹寄せにした柱になっていてその奥に木製建具でガラス壁面になっています。
そしてそのガラス壁面を外から覆うロールスクリーンがそれぞれの高さに降りています。
日本ではまず無い外壁構成です。(2018.4.22)
H鋼と柱は黒に近い紺色でH鋼の梁のウェブには黄色と赤の粒で色付けされ柱の上部にはマークの様な模様もあります
(2018.4.23)
150ほど出したガラスのみで造られた出窓とその下に段々のスカルパ模様
この写真からは多くの事が読み取れます。
まず壁とは何だろう? 3重の壁の位置は着重ねた服の様で、今までにあった建築の一枚壁とは確かに違います。
コルビュジェや、ミースのモダニズム建築とははっきり違います。
シンプルな模様がありますが、中世の模様とは違います。
この段々のスカルパ模様 私の母校の先輩吉柳満の建物にも良く見ます。 先輩もたぶん影響を強く受けたのでしょう。
また、大阪の建築家出江寛の建物にもスカルパボキャブラリーを多く見つけることができます。(2018.4.24)
端部のデザイン
隣の建物との接続部のデザインのスリット、壁の頂部のディテール、さすが伝統ある建築の中で育ったイタリアの建築家だと思います。
ガラス壁部をもう一段下げ高さも下げ厚みを付けてあります。
鉄の使い方がとても綺麗でとても勉強になります。
内部も見たかったのですが、入る事が出来ませんでした。(2018.4.25)
ヴェローナの街を探索します。
道路の半分はお店の客席 イタリアではどこのお店でもスパゲティーや、ピザ、ラザニアなど何を食べてもおいし!
(2018.4.26)
ヴェローナで一番の観光地 ジュリエットの家 (2018.4.27)
ジュリエット像 観光客に触られて光っている手と胸(2018.4.28)
ジュリエットが「おおロミオ、・・・」と下のロミオと話した有名なバルコニー
誰か観光客もその気になって写真を撮っています。
それにしても大変多くの観光客でいっぱいです。(2018.4.29)
エルペ広場
街の中心にあるエルペ広場、毎日市場が開かれ野菜や土産物など売られていました。 右の塔はランベルディの塔(2018.4.30)
ランベルディの塔から見たヴェローナの街(2018.5.1)
ランベルディの塔から5分ほど北へ歩くと14世紀に建てられた
サンタナスターシア教会に行き着きます。
外観は意外にシンプルなサンタナスターシア教会(2018.5.2)
左右の入り口が中央にまとめられ段々に造られた形は遠近法を建築に取り入れたようです。
遠近法を取り入れた? 入り口(2018.5.3)
外観のシンプルさと比べて内部は意外に植物の模様の明るくきれいな教会です。(2018.5.4)
ゴシック教会だと思います。イスタンブールで観たイスラム教のモスクの内部を少し思い出す様な気がしました。
正面(2018.5.5)
サンタナスターシア教会から西北へ5分ほど行くとヴェローナの街のドォーモにたどり着きます。
ヴェローナ・ドォーモ(2018.5.6)
ロマネスク様式の入り口(2018.5.7)
しかし内部はゴシック様式になっています、ロマネスクの時代に建て始めてゴシックの時代に内部を創ったのでしょうか?
正面祭壇は丸い結界が創られています(2018.5.8)
左奥に行きますと洗礼場があります。
洗礼場 ここはロマネスク様式です。中央のギリシャ彫刻の様なものは多分井戸だと思われます。(2018.5.9)
ヴェローナの街に流れている川はアディジェ川です、結構な水量があって流れは速かった
アディジェ川(2018.5.10)
ヴェローナ・ポルタ・ヌーボ駅から
TGVで1時間でヴェネツィアの駅トレニタリア・サンタ・ルチア駅に着きます(2018.5.11)
トレニタリア・サンタ・ルチア駅はシンプルなモダン建築ですが、駅から正面を観ますと
グランドカナルの運河を挟んで中世の教会や建物が見えます。(2018.5.12)
逆Sの字を描くグランドカナルの書き始め部分にトレニタリア・サンタ・ルチア駅があります。
駅の前から乗り合いバスの様な船ヴァボレットに乗ります。
ヴァボレットはここから何ルートも出ていますのでどの船に乗るかチェックが必要です。
ヴァボレットルート表
1番の各駅停車でS,MARCO サンマルコ広場へ行きます。(2018.5.13)
途中で有名なリアルト橋をくぐります
リアルト橋(2018.5.14)
サンマルコの船着き場に着きました。(2018.5.15)
船着場から海沿いに少し歩いていくと左に二本の塔(聖テオドロス像と有翼の獅子の像)があってその奥に有名な鐘楼が見えます
中世の頃この二本の塔にロープをかけ絞首刑が行われていたそうで、この二本の塔の間を通てはいけないと何かに書いてあった記憶があります。
(2018.5.16)
右の建物がドゥカーレ宮殿
ドゥカーレ宮殿(2018.5.17)
左の建物は新政庁
新政庁(2018.5.18)
広場の奥に進んで右側にサン・マルコ寺院
サン・マルコ寺院(早朝で観光客がいない時に撮った写真)
そして中央に鐘楼
鐘楼(2018.5.19)
左はサンマルコ広場
サンマルコ広場(早朝で観光客がいない時に撮った写真)
昼の観光客がいる時間帯はこんな風になります。
サンマルコ広場の左は新庁舎、正面がコッレール博物館、右が旧庁舎になります。
旧庁舎(2018.5.20)
各建物の一階は列柱のピロティーになっていて広場と一体になっています。
列柱(2018.5.21)
旧庁舎の1階中央部に カルロ・スカルパの設計したオリベッティーショウルームがあります。
カルロ・スカルパ(1906年〜1978年)
オリベッティーショールーム(1958年)(2018.5.22)
外からは目立たなく通り過ぎてしまいますが、中は
入り口から中をみる
正面にコンクリート打ち放しの段板が浮いた階段が見える。(2018.5.23)
途中に長い段板があったり最後の段板がとても広かったり、右の壁や椅子も打ち放しでデザインされている。
階段の段板が、日本庭園の踏み石の様に考えられているような気がします。(2018.5.24)
最下段のデザイン詳細
何故こんなデザインになっているのかよく分かりませんが、何処となく日本の数寄→透き を連想するのは私だけでしょうか?(2018.5.25)
1階ショールーム 正面はスカルパの格子扉
たぶんチーク材だと思われる格子扉の詳細(2018.5.26)
2階ショールーム(2018.5.27)
2階ショールーム 正面方向 目のようなデザインの窓があります(2018.5.28)
格子の両引込戸が付いています。
詳細
この空間は写真では伝えきれないものが多くあって是非見ていただきたい空間です。ただし見学+写真料18ユーロが必要です。(2018.5.29)
サンマルコ広場に戻ってサンマルコ寺院を観ます。
サンマルコ寺院 (2018.5.30)
828年にエジプトから聖マルコの遺骸を持ち帰ってここに納めたらしい、現在の建物は1090年に建てられたビザンチン様式の建物です。
頭部のとがった部分はどうもイスラムの影響が入っているようです。(2018.5.31)
ヴェネツィアは貿易の拠点でアドリア海をへて東ローマ帝国のコンスタンチノーブル(イスタンブール)とのつながりも深くビザンチン様式は
イスタンブールのアヤソフィアを思い出させます。
石の材料の違う列柱がならぶ下部、ギリシャ アテネの影響もあるのでしょうか?それにしてもこの多さは柱の材料見本の様です。(2018.6.1)
ビザンチン様式らしい内部 金色に塗られたドーム
イスタンブールのアヤソフィア 内部 よく似ていますね! (2018.6.2)
金色下地に描かれた聖書の場面のアーチとドームの天井 コリント式の柱
天井見上げ(2018.6.3)
カルロ・スカルパに戻ります、スカルパはここヴェネツィアで生まれヴェネツィア大学で教鞭をとっていましたのでヴェネツィアに多くの作品があります。
その多くは改装工事が多いのですが、まずはアカデミア美術館から
アカデミア美術館 入り口 (1番、2番 Accademia下船)
受付ホール(2018.6.4)
スカルパらしい格子
展示用のレールのデザインもスカルパらしい(2018.6.5)
ヴェネティア大学本部の改装
ヴェネティア大学本部
当日は休学中で中に入れませんでした。
でもこんな所がスカルパらしい
煙突の下部のディテール(2018.6.6)
そしてクエリーニ・スタンパーリア財団の改修、この建物も休日のため内部はみれませんでした。
クエリーニ・スタンパーリア財団(2018.6.7)
エントランス
入り口方向を見る
この天井 只者ではない(2018.6.8)
次に
ヴェネツィア・ヴィエンナーレ中央館
ヴェネツィア・ヴィエンナーレ中央館(2018.6.9)
中庭部
ツタの壁と池(2018.6.10)
ヴェネツィア・ヴィエンナーレ ヴェネゼーラ館(2018.6.11)
ヴェネツィア・ヴィエンナーレ ヴェネゼーラ館 内部(2018.6.12)
ヴェネツィア・ヴィエンナーレには吉坂隆正が設計した日本館があります。
私は大学3年の時吉坂隆正先生の企画したチャンディガール研修旅行に参加してバンコック・カトマンズ・インドを一緒に旅行しました。
チャンディガールのゲストハウスで吉坂先生の部屋で飲み明かした日がとても懐かしく思い出します。
また研究室の同級生竹本忠夫君が吉坂先生の事務所U研究室に就職しましたので、よくU研究室には遊びに行きました。
ですから、吉坂先生の作品にはとても関心があります。私が先生の作品の中で一番好きな作品がこのヴェネツィア・ヴィエンナーレ日本館で
今回の旅行の主要な目的でもあります。
この日本館は吉坂先生とU研究室の番頭さん、親父さんこと大竹十一さんの二人がヴェネツィアに長期泊まり込んで作り上げた作品です。
左 大竹十一さん(1921年〜2005年) 右 吉坂隆正先生(1917年〜1980年) (2018.6.13)
ヴェネツィア・ヴィエンナーレ日本館(1956年)
正面 日差しにより木陰がこの白い壁に写り込むことがありますが、今回は影が付いていません。
壁柱とT字キャンティーが卍型に組み合わされて創られています。(2018.6.14)
左寄り回り込んでアプローチがとられていて
広かったり狭かったり日本の回遊庭園の様なアプローチ
デザインの手の跡が残る階段(2018.6.15)
入り口(2018.6.16)
左寄り見た入り口 階段状の柱からフラットのコンクリートの庇が片持ちで出されています。本体とは切り離されて微妙な庇のディテールになっています。
(2018.6.17)
入り口 とても大きな手すり U研究室の建築の多くにこの様な5角形や複雑な形の窓・ドア額縁、手摺があって特徴的です。
(2018.6.18)
天井には丸型のガラスブロックがはめ込まれて、卍型そのまま表現されています。
また中央の屋根と床には四角い穴が開いていて雨や風が建物の中央に入ってきます。
毎回この穴をどうするか展覧会を企画するデザイナーのテーマになります。
今回はこの中央床に円形に布が積み重ねられています。(2018.6.19)
今回の展示は古建築の寺院の模型が上下対象に貼り合わせたものが天井から吊り下げられて池に移ったお寺を表現しているようです。
展示模型(2018.6.20)
ピロティーには仮設の階段が付けられ床の穴から顔を出せるようになっていて
顔をだすと手前に街並みの模型があってその奥に布の山脈が360度見える構成になっていました。
布の山脈 中央部には黒色の街並みの模型と顔を出す穴が開いている(2018.6.21)
ピロティー空間
吉坂隆正先生の建物のピロティーはとてもヒューマンスケールで居心地がいいピロティー空間になっています。
単に市民に開放した理論のみで模型が大きくなった様な近代建築のピロティーは空虚でつまらない空間が多いのですが
私は吉坂先生のピロティー空間がとても好きです。(2018.6.22)
日本館の斜め迎えにスカンジナビア館があります、アルバー・アアルトの設計です。
スカンジナビア館(2018.6.23)
アルバー・アアルト(1898年〜1976年)(2018.6.24)
60位の幅の小梁がタテヨコに並んで広い空間を創っている
敷地にあった期はそのまま残され建物に組み入れられている(2018.6.25)
また、オランダ館はヘリット・リートフェルトの設計です。
オランダ館(1954年)
ヘリット・リートフェルト(1888年〜1964年)
内部(2018.6.26)
次は安藤忠雄が2009年に改装したプランタ・デラ・ドガーナ美術館を紹介します。
サンマルコの対岸の岬先にあります。
プランタ・デラ・ドガーナ美術館(2009年)(2018.6.27)
目立たない入り口
平面図
四角いコンクリートの空間を差し込んだ形になっている(2018.6.28)
既設はレンガ壁に木製トラスでこれはこれで趣がある。
以前は倉庫として使われていた建物の様です。(2018.6.29)
ヴェネツィア出身のスカルパをリスペクトしたのか?吹寄せの格子
この階段ぐらいが安藤さんらしい打ち放しコンクリートですが、全体としては安藤さんらしさが少ない建物です。(2018.6.30)
次にアンドレア・パッラーディオの教会を二つ見に行きます。
アンドレア・パッラーディオ(1508年〜1580年)
パッラーディオはパドバ生まれでヴェネツィアで活躍した建築家です(2018.7.1)
最初にレデントーレ教会(1599年)
ジューデッカ島にある小ぶりな教会で Redentore船着場のすぐ前にあります。
レデントーレ教会
正面にはアテネのパルテノン神殿の形がとられています。(2018.7.2)
入り口には高い階段があってその奥にパルテノン神殿、そしてロマネスクアーチの入り口(2018.7.3)
内部は白く明るい ギリシャの列柱が特徴的です。
多くの花で飾られた祭壇(2018.7.4)
次に同じジューディカ島の先端にあるサン・ジョルジュ・マッジョーレ教会を見に行きます。
この教会は私の泊まったホテルの正面にあって毎日眺めていましたが、そのプロポーションの良さに感心します。
サンジョルジュマッジョーレ教会 (1610年)(2018.7.5)
レデントーレ教会ともに完成はパラッディオの死後となってパラッディオはこの建物を見ることはなかったが、ヴィトルヴィウスの本を読み古建築を勉強した
らしく、ギリシャ建築を思い浮かべまたその適正な空間のプロポーションから伝わってくるものが多くあります。
正面 やはりパルテノン神殿の形がとられていますが、プロポーションは階段部分がなく基壇が高くなっているので少し細長くなっています
(2018.7.6)
内部 十字の交点が中央になっています
祭壇部分
パラーディオの教会は空間のプロポーションの良さと軽快さを感じます。(2018.7.7)
最後に早朝の散歩の景色と屋外での夕食の時の夕方の景色をご紹介します。
ホテルを出てすぐ見える早朝風景 左はサンジョルジュマッジョーレ教会 右はプランタ・デラ・ドッガーナ美術館とデッラ・サルーテ教会(2018.7.8)
溜息の橋(2018.7.9)
人のいないドゥカーレ宮殿(2018.7.10)
出番前のゴンドラ(2018.7.11)
夕暮れ
手前プランタ・デラ・ドッガーナ美術館とその奥のデッラ・サルーテ教会(2018.7.12)
夕暮れ(2018.7.13)
(2018.7.14)
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