建築 雑コラム 55
Architecture The s Column
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青森 秋田
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次は弘前市にあります前川国男設計の弘前市民会館です
前川国男 (1905年〜1986年)
弘前には前川国男のフランスでル・コルビュジェの事務所に滞在中に友人となった木村隆三の縁で実作第一号となる木村産業研究所(1932年)
以来弘前中央高校(1954年)、弘前市役所(1958年)、弘前市民会館(1964年)、弘前市立病院(1971年)、
弘前市立博物館(1976年)、弘前市緑の相談所(1980年)、弘前市斎場(1983年)、と数多くの作品があります
(2024.1.14)
今回は市民会館と博物館を見学しました、その他の建物は写真での紹介とします
木村産業研究所(1932年) (2024.1.15)
弘前中央高校(1954年) (2024.1.16)
弘前市役所(1958年) (2024.1.17)
弘前市立病院(1971年) (2024.1.18)
弘前市緑の相談所(1980年) (2024.1.19)
弘前市斎場(1983年) (2024.1.20)
ここからは見学しました弘前市民会館です
弘前市民会館 (1964年) 正面
打放のリズミカルなエレベーションです (2024.1.21)
左側面 (2024.1.22)
正面の右側に渡り部分があってその先に大ホールがあります (2024.1.23)
大ホール (2024.1.24)
市民会館玄関ホール 右階段 (2024.1.25)
市民会館玄関ホール 正面 (2024.1.26)
市民会館玄関ホール ステンドグラス (2024.1.27)
市民会館玄関ホール (2024.1.28)
二階より階段を見る (2024.1.29)
階段反対側に階には少し下がったレストランスペースになっています (2024.1.30)
階段手摺 詳細 (2024.1.31)
スリットになっている段板 (2024.2.1)
次は市民会館の隣にあります弘前市立博物館です、同じく設計は前川国男です
弘前市立博物館 (1976年) (2024.2.2)
前川さんらしい褐色の打ち込みタイル (2024.2.3)
開放的なラウンジ (2024.2.4)
弘前城の庭園がなごみます (2024.2.5)
ねぶたの展示がしてありました (2024.2.6)
弘前城は再生工事中でした
工事中の弘前城 (2024.2.7)
本来はこんな感じで見られたと思います (2024.2.8)
次は弘前城の近くにあります藤田記念庭園をご紹介します
藤田記念庭園 (2024.2.9)
敷地に高低差がありとても広い回遊式庭園です (2024.2.10)
八つ橋 カキツバタが作取例でしょう (2024.2.11)
滝の上に赤い橋が絵になります (2024.2.12)
丘の上に数寄屋の建物があります (2024.2.13)
天井の高い和室 (2024.2.14)
中国風の火灯窓 (2024.2.15)
洋式の建物 (2024.2.16)
喫茶店として使われています (2024.2.17)
室内 (2024.2.18)
次は弘前レンガ倉庫美術館です
弘前レンガ倉庫美術館 (2024.2.19)
見学の日は休館日で赤は見えませんでした
古い倉庫を再利用して建てられた美術館で設計はパリで活躍しています 田根 剛の設計です
田根 剛 (1979年〜 ) (2024.2.20)
右と左に棟があり右が古く左は新しいように思われます
左の棟 (2024.2.21)
浅い目地でレンガ積のディテールがしっかり守られています (2024.2.22)
右の棟 屋根部分は新しくデザインされたように思います (2024.2.23)
入口 (2024.2.24)
入口正面から レンガ積のディテール とてもきれいでした (2024.2.25)
秋田県の建築
次は秋田市にあります秋田中央図書館 明徳館です、設計は谷口吉生です
秋田中央図書館 明徳館 (1983年) (2024.2.26)
谷口吉生 (1937年〜) (2024.2.27)
右サイド祖詳細 (2024.2.28)
右サイドコーナー部 (2024.2.29)
右側面 (2024.3.1)
図書室内部 この丸い照明はヤコブセンの図書館を思い出します (2024.3.2)
図書室は低く左右に配置され中央は天井の高い吹抜スペースとなっています (2024.3.3)
階段部分 (2024.3.4)
吹抜部を通る二階通路
谷口吉生にしては遊びのすくにきっちりとしたキュービクルで構成された建物で金沢市立玉川図書館の5年後に竣工しています (2024.3.5)
次は私が45年前にアルバイトした仙田満さんの事務所環境デザイン研究所で設計に携わった建物秋田県児童館です
仙田 満 (1941年〜) (2024.3.6)
秋田県児童館みらいあ (1980年) ケヤキが大きくなって建物が見えなくなるほどになっていました
児童館と博物館の複合施設で劇場もあります
4つ位のブロックの建物を廻りに並べて中央の隙間の広場を覆う屋根で一体化された空間せす
仙田さんの初期の建物です (2024.3.7)
見学に訪れた時案内してくれた館長さんの話ではこの建物は児童に評判が良く、とても利用率が高いそうです
また館長さんや施設の人にとてもよく愛されている様子で関わったものとして安心とともにうれしさを感じました。
数年前にメンテランスの工事があって仙田さんも伺ったエピソードを聞きました
玄関右の劇場ブロック (2024.3.8)
左が劇場ブロック右は事務ブロックだったか? (2024.3.9)
事務ブロック 児童館 (2024.3.10 )
大屋根の中央広場から玄関方向を見る (2024.3.11)
王屋根の広場正面には黄色のスロープ (2024.3.12)
広場右の階段から2階の上ると建物を巡ってスロープに出てスロープでまた広場に戻れます (2024.3.13)
黄色いスロープ 手前は広場 (2024.3.14)
劇場前のホール (2024.3.15)
劇場ステージ 床、壁、天井、椅子もすべて同色の赤い空間です この赤は仙田さんがこだわった色です
(2024.3.16)
劇場側面 (2024.3.17)
劇場後方 (2024.3.18)
PC作業中にブレーカーが落ちホームページソフトがブレイクしましたので復旧に日にちがかかりました。
私が図面を書きました図書館 (2024.4.15)
同じく図書館 ストライプに照明を埋め込んだのですが取り外され蛍光灯が数か所取り付けられていました 残念
(2024.4.16)
黄色いスロープ (2024.4.17)
赤い色の周り階段
40年以上前の建物ですがあちこちに思いのこもった良い建物です (2024.4.18)
国際教養大学図書館(2008年) (2024.4.19)
外部はメンテランス工事をしている様です (2024.4.20)
意外に単純な外壁です (2024.4.21)
大学創設者の中嶋嶺雄を称えた中嶋記念図書館となっています (2024.4.22)
入口を内部から見る (2024.4.23)
半円形の平面の図書館で木製の構造がとてもきれいです (2024.4.24
円の外に向かって段々と高くなっています (2024.4.25)
中心の組柱とてもうまく納まっています (2024.4.26)
組柱横の四分の一円のテーブル (2024.4.27)
最上段の本棚通路の内側はテーブルになっています (2024.4.28)
一階のコーナー (2024.4.29)
同じく一階の書架にあるテーブルとイス (2024.4.30)
打放し柱の詳細 (2024.5.1)
次は安藤忠雄が設計しました秋田県立美術館です。
安藤忠雄 (1941年〜) (2024.5.2)
秋田県立美術館
安藤さんらしいコンクリート打放の建物です。 (2024.5.3)
入口は意外と小さい (2024.5.4)
入ってすぐにとてもきれいな廻り階段があります (2024.5.5)
上から見ました (2024.5.6)
詳細 (2024.5.7)
フラットバー亜鉛めっきの手すり詳細 (2024.5.8)
三角の敷地で三角をモチーフにこの建物は設計されています
この階段室も三角で天井も三角のメッシュです (2024.5.9)
三角の明り天井詳細 (2024.5.10)
水庭をラウンジ (2024.5.11)
手洗い詳細
細部まで三角もモチーフが徹底されたデザインで安藤さんらしさを感じました。 (2024.5.12)
次は鈴木エドワードの設計の大曲駅です
鈴木エドワード (1947年〜2019年) (2024.5.13)
大曲駅 (1997年)
アルミパイプが外壁前にストライプで覆ったデザインですが、このストライブを取ったらつまらなそうな建物でした (2024.5.14)
写真写りのいい正面 (2024.5.15)
次は同じくJRの駅ですが坂茂の設計した田沢湖駅です
坂滋 (1957年〜) (2024.5.16)
田沢湖駅 (1997年) (2024.5.17)
見上げてみると屋根は木造のようです (2024.5.18)
PCの柱と飛び出した休憩スペース (2024.5.19)
少し湾曲した平面でPCの柱と集成材の梁は坂茂らしい素材の使い方です (2024.5.20)
二階建てで二階に上る階段 (2024.5.21)
がらんとした二階スペース 有効に利用されていなそう? (2024.5.22)
こちらから見ると湾曲した空間とPC柱、木造の屋根の攻勢が良くわかります。 (2024.5.23)
田沢湖の写真も付けておきます
田沢湖 (2024.5.24)
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