建築 雑コラム 59
Architecture The s Column
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石川 富山 長野
金沢には大学以来何度も旅行した私の好きな街です
まずはSANNAが設計した今では有名になりました
21世紀美術館です

妹島和代(1956年〜)-西沢立衛(1966年〜) (2025.3.4)
21世紀美術館 (2004年) まばらに配置された展示ブロックを丸く囲った平屋建ての建物です (2025.3.5)

丸い部分の外壁はガラスで公共空間で一般市民も通り抜けることができます (2025.3.6)

水平力を展示ブロック部分でまかない、丸い部分は垂直荷重のみで考えていますので丸い部分の柱は100Φ位の細い柱です
(2025.3.7)

普通建物は外部地盤より少し高くしますが、この建物はむしろ外部地盤より低くなっています (2025.3.8)

中庭部分 (2025.3.9)

屋根の上にも彫刻が? (2025.3.10)

中から見ると外部への一体感があります (2025.3.11)

外部ガラス足元の納まり 柱の外に空調吹出し口があります、ガラスはとてもシンプルにサッシなしで納まっています
(2025.3.12)

上部納まり 天井面より8p程上げて納めています、ブラインドBOX等に使われると思います
(2025.3.13)

妹島さんデザインのウサギの椅子 (2025.3.14)

児童用プレイコーナー 日が入りまぶしい部分はやはりブラインドが下りています (2025.3.15)

プール下から見上げた所 このプール レアンドロ・エルリッヒ の作品です (2025.3.17)
次は父親が九谷焼の窯元出身で金沢にゆかりのある谷口吉郎が総合監修し息子谷口吉生が設計した金沢市立玉川図書館です

谷口吉郎 (1904年〜1979年)

谷口吉生 (1937年〜2024年) (2025.3.18)
金沢市立川図書館 (1978年) (2025.3.19)

コールテン鋼の外壁でシンプルな納まりだが素材感は十分にあります (2025.3.20)

エントランス コールテン鋼のざらっとした外壁とステンレスのつるっとした対比が面白い (2025.3.21)

内部 天井はルーバーの明り天井で中央に階段がある (2025.3.22)

中央に中庭がある (2025.3.23)

どうもこの中庭は 古い建物と新しい建物の中間を中庭にしたようだ
二階通路と深緑に塗られた鉄骨の梁が空間を作っている (2025.3.24)

二階から中庭を見る (2025.3.25)

中庭と一体化した読書スペースで落ち着きがあります (2025.3.26)

中央階段踊り場 (2025.3.27)

通路部天井トップライト ヤコブセンを思い出す (2025.3.28)

トップライト詳細 (2025.3.29)
次は谷口吉生が2011年に金沢市に竣工した
鈴木大拙館です

鈴木大拙 (1870年〜1966年)
鈴木大拙は仏教学者で禅を海外に紹介しました (2025.3.30)
鈴木大拙館 (2011年) (2025.3.31)

シンプルなエントランス (2025.4.1)

案内板もとてもシンプルです (2025.4.2)

平面図 下方中央が玄関 左下の正方形が水庭に浮かぶ瞑想室 (2025.4.3)

玄関先に見える庭園 (2025.4.4)

通路 (2025.4.5)

庭の見えるコーナー (2025.4.6)

水庭に浮かぶ瞑想空間 なぜ片流れの屋根にしたのか?
谷口吉生ならキューブな陸屋根にしそうだが何か意味があるのだろう (2025.4.7)

違う角度から 私はやはりこの庇の長い屋根が気になります (2025.4.8)

水庭の周りは紅葉がきれいな丘になっていて自然が水庭に写り込みます (2025.4.9)

展示室から右側の水庭のわきを通る通路にて瞑想空間に誘われます (2025.4.10)

瞑想空間に誘われる通路 (2025.4.11)

瞑想空間 (2025.4.12)

座禅を組めるようになっています (2025.4.13)
次も谷口吉生が2012年に設計した
片山津温泉総湯です
片山津温泉総湯 ガラスのBOXの建物で温泉のイメージがしません (2025.4.14)

葛西臨海公園展望広場レストハウスに似ています (2025.4.15)

エントランス コンクリート打放の壁に沿って緩やかなスロープで登っていきます (2025.4.16)

エントランスと反対側のファサード (2025.4.17)
平面図 1階左右に温泉があります 2階はカフェになっています (2025.4.18)

シンプルな入口 (2025.4.19)

受付 (2025.4.20)

森の湯 (2025.4.21)

潟の湯 (2025.4.22)

階段 (2025.4.23)

2階から海方向を見る (2025.4.24)

2階カフェ (2025.4.25)

2回カフェから海方向を見る (2025.4.26)
次も谷口吉生が2019年に設計した
谷口吉郎・吉生記念金沢建築館 です
谷口吉郎・吉生記念金沢建築館 (2019年) (2025.4.27)

エントランスより正面側を見る (2025.4.28)

エントランスより奥行き側を見る (2025.4.29)

エントランス (2025.4.30)

エントランス階段詳細 (2025.5.1)

正面ルーバー 西面の西日除けをデザインしているようだ (2025.5.2)

ルーバー納まり (2025.5.3)

平面図 (2025.5.4)
エントランスホール (2025.5.5)

展示室2階への階段 (2025.5.6)

地階展示室への階段 (2025.5.7)

階段手すり足元納まり (2025.5.8)

エントランスホール 地階の展示室が見える (2025.5.9)

地階展示室から見える中庭 (2025.5.10)
2階からエントランスホールを見る (2025.5.11)

2階広間 谷口吉郎の和室を忠実に再生している (2025.5.12)

反対側から広間を見る (2025.5.13)

広間床の間 (2025.5.14)
広間から水庭を見る (2025.5.15)

樹木の紅葉が水面に写り込みます (2025.5.16)
広間の展示室と水庭の詳細 (2025.5.17)

天井照明納まり (2025.5.18)

茶室 (2025.5.19)